クラウドMock
クラウドMockは、常に利用可能なモックAPIを必要とするチームにとって不可欠な機能です。ユーザーのマシンから提供され、コンピュータの電源がオフになると利用できなくなるローカルモックとは異なり、クラウドMockはチームにとって持続的でアクセス可能なソリューションを提供します。以下に、クラウドMockの主な特徴と使用例を示します:
- チーム全体でのアクセス性:チームの全員が同じクラウドMock URLを共有し、コラボレーションと一貫性を促進します。
- 継続的な可用性:クラウドMockは、個々のチームメンバーのコンピュータの状態に関係なく、24時間365日利用可能です。
- 公開APIドキュメントに最適:公開用APIドキュメントのサンドボックス環境を作成するために使用できます。
- 非本番環境のデータソース:非本番環境の信頼できるデータソースとして機能します。
クラウドMockの有効化
プロジェクトでクラウドMockを有効にするには:
- 「プロジェクト設定」に移動
- 「モック設定」を選択
- 「クラウドMock」機能をオンにする
クラウドMockの使用
有効にすると、以下の方法でクラウドMockにアクセスして使用できます:
- エンドポイントにアクセスし、モックタブの「クラウドMock」ボタンをクリックしてクラウドMockURLを取得します。
- 「リクエスト」ボタンを使用して、即座にレスポンスデータを取得します。
- GETリクエストの場合、ウェブブラウザで直接クラウドMock URLにアクセスしてレスポンスデータを表示できます。
アクセス制御の実装
クラウドMockは、トークン認証によるアクセス制御をサポートしています:
- 「プロジェクト設定」→「モック設定」に移動
- アクセス許可を「トークン認証」に設定
認証付きクラウドMockを使用するには:
リクエストURLにトークンを追加します:
https://mock.apidog.com/m1/2689726-0-default/users?apidogToken=GdfNrEm6lxM9nDGGIMCWC1OPSiZ6hGOi
クイックリクエストの場合、Headerパラメータに
apidogToken
を追加します。form-dataおよびx-www-form-urlencodedリクエストの場合、Bodyパラメータに
apidogToken
を追加します。
クラウドMockを実装することで、チームはAPI開発とテストプロセスにおいて一貫性があり常に利用可能なモックAPIを確保できます。このアプローチは、コラボレーションを効率化し、ドキュメントを改善し、非本番環境の信頼できるデータソースを提供します。
Last modified: a month ago