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  1. 参考資料

XPath

XPathを使って、XMLドキュメント内のノードやノードの集合を選択できるよ。ノードはパスやStepに従って選択されるんだ。

XMLの例#

以下の例では、このXMLドキュメントを使用するよ。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<bookstore>
  <book>
    <title lang="eng">Harry Potter&</title>
    <price>29.99</price>
  </book>
  <book>
    <title lang="eng">Learning XML</title>
    <price>39.95</price>
  </book>
</bookstore>

ノードの選択#

XPathを使って、XMLドキュメント内のノードやノードの集合を選択できるよ。ノードはパスやStepに従って選択されるんだ。
以下は、よく使われるパス表現のいくつかだよ。
表現説明
nodenameこのノードのすべての子を選択
/ルートノードから選択
//ドキュメント内で現在のノードから選択に一致するノードを、位置に関係なく選択
.現在のノードを選択
..現在のノードの親ノードを選択
@属性を選択
次の表では、いくつかのパス表現とその結果を示しているよ。
パス表現結果
bookstorebookstore要素のすべての子を選択
/bookstoreルート要素bookstoreを選択。パスがスラッシュ(/)で始まる場合、このパスは常に要素への絶対パスを表す
bookstore/bookbookstoreの子であるすべてのbook要素を選択
//bookドキュメント内の位置に関係なく、すべてのbook要素を選択
bookstore//bookbookstore要素の下にある場所に関係なく、すべてのbook要素を選択
//@langlangという名前のすべての属性を選択

条件式#

特定のノードや指定された値を含むノードを見つけるために条件式を使うことができるよ。
条件式は角括弧で囲まれるんだ。
次の表では、条件式を含むいくつかのパス表現とその結果を示しているよ。
パス表現結果
/bookstore/book[1]bookstoreの子要素の最初のbook要素を選択
/bookstore/book[last()]bookstoreの子要素の最後のbook要素を選択
/bookstore/book[last()-1]bookstoreの子要素の最後から2番目のbook要素を選択
/bookstore/book[position()]bookstoreの子要素の最初の2つのbook要素を選択
//title[@lang]langという属性を持つすべてのtitle要素を選択
//title[@lang='eng']lang属性がengの値を持つすべてのtitle要素を選択
/bookstore/book[price>35.00]price要素の値が35.00より大きいbookstoreのすべてのbook要素を選択
/bookstore/book[price>35.00]//titleprice要素が35.00より大きいbookstoreのbook要素のすべてのtitle要素を選択

未知のノードの選択#

XPathのワイルドカードを使って、未知のXML要素を選択できるよ。
ワイルドカード説明
*任意の要素ノードに一致
@*任意の属性ノードに一致
node()任意のタイプのノードに一致
次の表では、いくつかのパス表現とその結果を示しているよ。
パス表現結果
/bookstore/*bookstore要素のすべての子要素を選択
//*ドキュメント内のすべての要素を選択
//title[@*]属性を持つすべてのtitle要素を選択

複数のパスを選択#

パス表現で"|"演算子を使って、複数のパスを選択できるよ。
次の表では、いくつかのパス表現とその結果を示しているよ。
パス表現結果
//book/title | //book/pricebook要素のすべてのtitleとprice要素を選択
//title | //priceドキュメント内のすべてのtitleとprice要素を選択
/bookstore/book/title | //pricebookstore要素のbook要素のすべてのtitle要素と、ドキュメント内のすべてのprice要素を選択
Previous
JSONPath
Next
正規表現
Built with