統合テストは、アプリケーション全体を一度にテストするのではなく、個々のコンポーネントとそれらの相互作用に焦点を当てます。このアプローチにより、アプリケーション内で適切に通信できない部分や、コンポーネント間でデータが要求通りに流れていない箇所を特定することができます。Apidogを使用すると、リクエストやテストシナリオを使って、アプリケーションのAPIがどのように連携するかをテストできます。事前に定義された順序でAPIリクエストを送信し、複雑な操作をテストし、API間のデータの流れを観察することができます。また、他のシステムやサービスにAPIリクエストを送信して、アプリケーションが必要に応じてそれらと統合できるかどうかを確認することもできます。Apidogでの統合テストの設定#
Apidogでアプリケーションの統合テストを設定するには、以下のフレームワークを使用します:1.
APIリクエスト: テストの基本単位はAPIリクエストです。各リクエストは、APIを呼び出すことで特定の機能をテストします。詳細はリクエストの送信を参照してください。 2.
前/後処理: 各リクエストに対して、スクリプト、アサーション、変数の抽出、データベース操作などを追加して、レスポンスコード、ヘッダー、ボディデータなどをテストおよび検証できます。詳細は前/後処理の追加を参照してください。 3.
テストシナリオ: 複数のリクエストを連続して送信する必要がある場合、連続したテストシナリオを構築したり、異なるテストデータでリクエストを繰り返したりするために、テストシナリオを作成し、必要なリクエストを追加できます。詳細はテストシナリオを参照してください。 4.
環境: APIリクエストを作成する際、開発、テスト、本番環境を切り替える必要があることがよくあります。Apidogでは、インターフェースの右上隅で希望の環境をクリックして選択するだけで、異なる環境にリクエストを送信することが簡単にできます。詳細は環境 の作成と使用を参照してください。 5.
Mockサーバー: Mockサーバーを使用して他のシステムをシミュレートします。実際のリソースに接続せずに、アプリケーションが他のAPIやシステムとどのように相互作用するかをテストできます。代わりに、Apidogを使用して、リクエストを受け入れ、レスポンスを返すことで、実際のAPIサーバーの動作をシミュレートするMockサーバーを設定できます。詳細はMockサーバーの設定を参照してください。 Apidogでの統合テストの実行#
Apidogで統合テストを設定した後、以下の方法で実行できます:1.
手動実行: 単一のリクエストを実行したり、テストシナリオを実行してテストレポートを取得したりできます。詳細はテストシナリオの実行を参照してください。 2.
スケジュール自動化: 「スケジュールタスク」を設定して、指定された時間に自動的に設定された自動テストシナリオを実行し、タスクの実行結果を取得し、定期的なテストや回帰テストの要件を満たすことができます。詳細はスケジュールタスクを参照してください。 3.
CI/CDパイプライン: Apidog CLIを使用して、通常のアプリケーションビルドプロセスの一部としてテストシナリオを実行できます。コードプッシュのたびにテストスイートを実行し、Apidogでテストレポートを確認できます。詳細はCI/CD統合を参照してください。 Modified at 2025-01-07 06:40:22