概要
API設計は、APIの機能のための設計図だ。APIの特定の目的を達成するために、API、メソッド、リソースなどの構成要素を定義する。適切に設計されたAPIは、優れたマニュアルのように、開発者にとって明確で理解しやすく、予想される負荷を許容可能なレスポンス時間で処理できる。
API設計優先アプローチ
ApidogはAPI設計優先アプローチを推奨している。これは、コードを書く前にAPI開発プロセスの計画と設計フェーズを優先するアプローチだ。このアプローチは、信頼性が高く整理されたAPIを構築する上で不可欠だ。API優先のマインドセットを採用することで、APIが意図した目的とユーザーのニーズを効果的に満たすことを確実にできる。
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API設計優先アプローチについて詳しく見る。
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APIの設計
Apidogを使用してAPIの設計を開始するには、以下の手順に従う:
新規APIプロジェクトの作成: プロジェクトに名前を付け、基本設定を定義して新規APIプロジェクトを作成する。これによりAPIとその構造の基盤が設定される
APIの指定: ビジュアルエディタを使用してAPIを配置する。APIが外部システムとどのように連携するかを定義し、GET、POST、PUT、DELETEなどのメソッドを指定する
Schemaの設計: APIが受け入れて返すデータの構造を決定する詳細なSchemaを設計する。このステップは、データの整合性と形式の一貫性を確保するために重要だ
コンポーネントの定義: レスポンステンプレートやリクエストパラメータなどの再利用可能なコンポーネントを作成し、API全体での一貫性と効率性を向上させる
共通パラメータの設定: 複数のAPIで一貫したパラメータを確立し、APIとの連携をスムーズにする
Apidogの直感的なAPI設計ツールを使用することで、機能的であるだけでなく、業界のベストプラクティスに沿ったAPIを設計できる。